自宅で行う葬儀・葬式について

現在は、葬儀というと葬儀場で行うのが一般的ですが、かつてのように自宅で行うという「自宅葬」のサービスもあります。自宅葬が減少したのは、病院で亡くなる方が増えたことや、葬儀場のほうが便利に行えるといったことが理由になっていると言えるでしょう。

しかし自宅葬には、住み慣れた我が家でお別れができるという魅力がありますし、時間を気にする必要がないというメリットがあります。葬儀場のような慣れない場所よりも自宅のほうが落ち着きますし、時間制限もないためゆったりとした気持ちでお別れができます。それに当然のことながら、自宅で行うので葬儀場の費用がかからないという点も大きなメリットだと言えるでしょう。
ただし自宅葬を行う場合は、スペースの確保やご近所への配慮が必要になるという点に注意が必要です。自宅葬は6畳のスペースがあればできると言われていますが、参列者が多い場合はそれなりのスペースの確保が必要になります。そして自宅で行う場合は、会葬者や棺の出入りがあるため、事前にご近所の方に説明しておくことも大切です。

投稿者について

L8qtJNJANyGT