義父が亡くなった時の火葬体験

2年前、妻の父が亡くなった時の火葬経験です。

倉敷市の石材店で墓石を購入し、倉敷で供養を行う予定ですが、葬儀場は、神戸市西区の西神中央駅の前にある西神祭典でしたので火葬はそこから車で10分程度の神戸市立西神斎場で行いました。

緑に囲まれたきれいな建物です。横には市営の西神墓園が広がっています。

斎場の入り口では係員が厳かな表情で我々を迎えてくれます。
手続きは葬儀場のスタッフがやってくれましたのでは、私たちはソファーが並んだ待合ロビー
でしばらく待った後、火葬炉の前に全員が集まり、葬儀場から一緒に来ていただいたお寺様の読経
、焼香のあと棺を納めました。

その後、概ね1時間ぐらいで、お骨上げの呼び出しがあり、収骨室に集まりました。
喪主の義母、妻、私と故人と縁が深かった順に拾い上げます。
係員がお骨の名前などを教えてくれます。
骨壺がいっぱいになると係員の指示で義母が喉仏を納め終了です。
その間、お寺さんが読経を続けてくれていました。

義母は、そのころかなり認知症が進んでいましたので、どれだけ理解しているのか疑問でした。

妻も私も、家族の葬儀自体未経験で、悲しみより、葬儀、火葬の段取りに不安な気持ちが
先行していましたが、意外にすんなりと終了しほっとしたことを覚えています。
義父を亡くした悲しみはそのあとでした。
あと斎場の係員は公務員でしょうが、この職場に配属されたら大変だなと思いました。